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妊娠中は血液量が1.5倍に!貧血になるワケ

まめまめマメ知識/ママの体の変化
2015.01.17

妊娠すると、お腹の赤ちゃんに栄養や酸素を届けるため、血液量が約1.5倍に増えます。
ところが血液中の成分である赤血球はそれほど増えないため、血液が薄まった状態となって、妊娠前よりも貧血になりやすくなるのです。


貧血にいいというわけではありませんが、左を下にして寝ると血流が安定するため、楽になりますよ( ˆ-ˆ )
これは、心臓から伸びる大動脈が体の左側を通り、大静脈が右側を通っていることによるもの。
動脈は壁が厚く弾力のある強い血管なので、子宮に圧迫されても、つぶれることなく血流をキープできます。
静脈は壁が薄く血流も動脈より弱いため、右を下にしたりあおむけの状態で寝ると、子宮に圧迫されて心臓に戻る血流が滞り、気分が悪くなることがあります。