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いのちのちから/胎盤(不安が消える。 赤ちゃんとママをつなぐ 胎盤のしくみ)

妊娠初期[〜4ヶ月:〜15週]/妊娠中期[5〜7ヶ月:16〜27週]/妊娠後期[8ヶ月〜:28週〜]/まめまめマメ知識/赤ちゃんの健康/食べものに関すること
2018.09.20

ママが食べたものは赤ちゃんに
どれくらい影響があるの?

妊娠をすると、ママの子宮のなかには新たな「臓器」がつくられます。これが「胎盤」です。胎盤は妊娠7週ころからつくられはじめ、妊娠4カ月までに完成し、お産の日まで、赤ちゃんを守り続けてくれます。ちなみに胎盤の成分の半分はママ、もう半分は赤ちゃんの成分でできています。胎盤は、ママと赤ちゃんの合作と言えるのです。赤ちゃんとママが、へその緒でつながっていることはみなさんご存じですよね。しかし、赤ちゃんのへその緒が、ママのおへその裏側につながっているわけではありません。赤ちゃんのへその緒は、ママの子宮のなかにできる胎盤にくっついていて、赤ちゃんは、そこから成長するための栄養をもらっているのです。

卵子が受精し、どんどん細胞分裂をしていくようすを見たことがある人はイメージがわくと思いますが、おなかのなかの赤ちゃんは、まだまだ成長途中で、いろいろな臓器も未成熟な状態。当然、赤ちゃんは自分で食事を摂ることができません。そこで、胎盤を介して、ママから糖やアミノ酸、脂肪酸など生きていくのに必要な栄養をもらっているのです。

ここで「栄養」という言葉を使ったのには理由があります。「妊娠中に自分が食べたものや飲んだものが、赤ちゃんに直接影響するのでは?」と心配するママは多いのですが、ママが食べたものが、へその緒をとおって赤ちゃんの身体へそのまま届いているわけではありません。

ママが食べるもののなかには、小さな赤ちゃんが直接食べるには、刺激が強いものや、身体に悪いであろうものもあるかもしれません。
でも、ママの身体でいったん消化吸収され、栄養素として分解されたものが、赤ちゃんには渡されますので、安心していいということです。

胎盤のすごいところは、ほかにもあります。胎盤はさまざまなホルモンをつくり出して、ママから赤ちゃんへ、栄養をうまく渡せるように、はたらきかけているのです。さらに「胎盤」には、足りない栄養素を積極的に摂り込んでくれたり、赤ちゃんに届けたくないものはストップをかけてくれたりするはたらきもあります。

また、胎盤にはホルモンの分泌内容を妊娠期間中に変化させることで、赤ちゃんの成長過程に必要な栄養を抽出してくれるというはたらきもあります。つまり、「ママが妊娠初期だからこれを食べなければ!後期に入ったから、この食べ物にきりかえなければ!」と躍起にならなくても大丈夫ということ。胎盤の力を信じて、バランスよく食べていれば問題はないということです。ママと赤ちゃんが生き抜いていけるように、胎盤がバランスをとってくれているのです。