妊娠に関する情報やマメ知識など・・・妊婦さんに安心をお届けします!
たばこのニコチンは3年間体内に残ると聞きました。妊娠直後にやめても、赤ちゃんに影響するのでは?
たばこは身体によくない・・・わかっていてもなかなかやめることが出来ない人も多いと思います。
やめようやめようと思いながらなかなかやめられない。
でも、妊娠が判明した時点できっぱりとやめましょう。
ニコチンは喫煙後、急速に減少します。妊娠が判明した時点でやめれば心配ありません。
喫煙者がたばこをやめられないのは、たばこに含まれるニコチンに依存性があるためです。体内のニコチン濃度が下がると、喫煙したくなるのです。もし、ニコチンが体内に蓄積され続けるのなら、たばこを吸いたくならないはずです。
ニコチンの血中濃度が半分になるまでの時間(半減期)は、数十分〜2.5時間ほどと言われています。
ニコチンの代謝物であるコチニンの半減期も10〜20時間ほどです。
喫煙によって血中のニコチン濃度は上昇しますが、たばこを吸わなければ、翌朝には吸わない人とほぼ同じ状態に戻るという研究報告もあります。
ニコチンやニコチンが変化した化合物は、喫煙中止後、急速に減少すると考えられますから、体内に蓄積して赤ちゃんに影響することはありません。
また、ご主人が喫煙者の場合には副流煙の問題もありますので、やめてもらうか、外で吸ってもらいましょう。