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パパの小部屋/パパのワークライフバランス

まめまめマメ知識/パパが読む!パパのキモチ
2019.05.20

「仕事と育児・家事の両立」は、働くパパの永遠のテーマ。 ワークライフバランスは、一般的に「仕事と生活の調和」と訳されています。 やりがいのある仕事をして充実感を得ると共に、家庭や地域生活で多様な生き方を選択することによって仕事でのアイデアや人脈につながり、生産性や効率アップでまたプライベートを楽しむことができる。お互いに相乗効果をもたらすことが望ましい姿です。 その実現に向けて必要なこと、一緒に考えてみましょう。
まずは現状確認。今に満足しているか?を自分に問いかける。満足できてない場合は、どこに要因があるだろうか?仕事、プライベート、それぞれに関して何に不満を持っているかを書き出してみよう。 仕事、家庭、自分個人のことに分けて、10点満点で点数をつけてみるのも効果的。頭の中で考えるだけでは、なかなか整理がつきにくい。書き出すことで少し客観的に見ることができる。 不満だけではなく、満たされているところにも目を向けながら確認してみよう。
「5年後10年後にどうなっていたいか」という長期的な目標も大切だが、まずは今の自分が”仕事 “や”それ以外 “でどうしたいのか考えてみる。ポイント1で確認した仕事、家庭、自分個人のこと。どうすれば10点満点になるか? 仕事で成し遂げたい目標や成果、解決してステップアップしたいこと、子どもが生まれたら子どもと一緒にやりたいこと、行きたい場所を考えてみるといい。 パパとしては、「子どもにどんな姿を見せたいか」を考えるのもポイント。いつも不満そうに仕事をしている姿よりも、活き活きと働く姿を見せてやりたいものだ。

自分がどうなりたいのか?目的をハッキリさせたら、時間の使い方を考えてみる。 仕事ありきではなく、制限時間ありきで。忘れたくないのは、子どもと過ごせる時期は期間限定であること。優先順位を考えて、今すぐやるべきことと余裕があるものを整理しよう。無理なスケジュールであれば、誰かに協力を仰ぐことも必要になる。視野を広げる練習と思いながら手を付けるのもオススメだ。 家事もいい勉強になる。限られた時間でやるべきことをいかに効率よくこなすか、に日々向き合うのが家事なのだ。ママの方が得意な場合があるので、恥ずかしがらずに教えてもらおう。

自分はどうしたいかを考えても、 仕事も家庭も自分一人では成立しません。 自分だけの「ワークライフバランス」ではなく、 まずは夫婦でどうしたいかを話し合いましょう。 そこが一番の土台となります。 職場での仕事は、周囲と協力し合って成り立つものです。 上司や同僚、取引先など、周りも巻き込んで どう協力すれば実現できるか考えましょう。 「ワークライフバランス」の実現は、 仕事を疎かにするものではありません。 結果的に全員のプラスを作り出すような姿勢で 取り組みたいものです。 次号以降、職場や家庭でできることを ひとつずつ詳しく見ていきましょう。